岡山ブログカレッジの前に倉敷のレコード・CD店のグリーンハウス倉敷店に行ってきました。たくさんレコードがあって探していた盤が見つかって嬉しかったです。
グリーンハウス倉敷店に行ってきました!
グリーンハウス倉敷店は倉敷駅から歩いて10分くらいのレコード・CD店です。
このお店でレコードを買うのは2回目です。
倉敷のレコード店、グリーンハウス倉敷店で中古レコードを買ってきました。アクセスがよくて買い物しやすい。
歩いていきやすいのがいいですね。駐車場もありますので車で買い物をするのも便利です。
美観地区に行く手前にあるので、美観地区散策の前かあとにレコードを見るのもいいでしょう(ぼくだけ?)

店内はこんな感じです。

一日中でも過ごせるのが怖いですね笑。
今回買った盤
松田聖子さん「ティンカーベル」(マスターサウンド盤)
松田聖子さんの「ティンカーベル」マスターサウンド盤がありました。

マスターサウンドはソニーが開発した高音質レコードで、現在ではヤフオクでも高値で取引されています。この盤が比較的安価だったので買ってみました。
通常盤は500〜700円位。マスターサウンド盤は1800円と高いです。
ぼくの持っているプレイヤーではたぶん真価が発揮できない気がしますが、なんとなく聖子さんのボーカルも伸びがいいような感じがしました。

マスターサウンドシリーズはソニーが究極とうたい、ラッカー盤(マスターテープから最初に作る工程)の音に近づいたという自信の盤です。
洋楽にもマスターサウンドの盤があって、いろいろ研究する余地がありそうです。
このアルバムについては素晴らしいサウンドで、アイテムとしての満足度も高かったので個別に記事を書きたいと思います。
中森明菜さん「Anniversary」
中森明菜「Anniversary」が安かったので買ってみました。ジャケットが良かったので、まさにジャケ買いですね。

イメージと違う、アイドル然としていないジャケだと思いました。
ジャケットはさわやかな印象ですが、内容はしっかり聴かせる感じなのが面白いです。
デビュー3周年記念のアルバムで、ニューヨークでレコーディングするなど力の入った作品です。
80年台のアイドルのアルバムは安い。100〜600円くらいと安いものも多いです。
これらのアイドルには一流のバンドと作家がついていることが多いので、いいサウンドを楽しむことができると考えています。
このアルバムでは玉置浩二さんも曲を提供していますし、中森さん自身も初めて作詞をしています。
これから機会があれば集めていきたいと思います。
昔のアイドルはすごかったんだなとわかってきた。もちろん今もすごいけど。自分で曲を書いていなくても一流のアーティストが起用されていたりしてレベル高い。
— つぶあん@福山ブロガー (@ttsubuan) 2018年5月20日
ローリングストーンズ「ラブ・ユー・ライブ」(P-6333~4S)
ローリングストーンズのライブアルバム、「ラブ・ユー・ライブ」も買いました。この盤は輸入メタルマザー盤を使っていて音がいいとのことで探していました。

輸入メタルマザー検証 The Rolling Stones その4: よたよたBlog
輸入メタルマザー盤とはもととなるマスターからレコードをカッティングする過程でメタルマザーを作るのですが、それを現地から輸入しているものです。
これは音がいいということです。
どういうことかというとマスターテープから一流のエンジニアがマスタリング・カッティングしているのでコピーを重ねたマスターより鮮度が高いサウンドになるのです。

マスタリングエンジニアはスターリング社のLee Hulkoのようです。(スターリング社はアメリカのマスタリングスタジオで一流のアーティストを手がけています。)
一通り聴いただけですが、演奏のディテールがよくわかり迫力がありました。
特にベースとドラムがよかったです。
エルモガンボサイド(レコードC面のマディー・ウォーターズと共演したところ。完全版オフィシャルで発売済)もこの盤で聴くと感動がひとしおです。
一流のエンジニアのカッティングした盤をそのまま味わえて、しかもプレスは質のいい日本の工場なので高音質が楽しめるのは最高ですね。
「ラブ・ユー・ライブ」のワーナー盤は、世界の最高峰のエンジニアがカッティングした、高音質の内容を、手軽に低価格て、しかも、盤質のよい盤を見つけるのが、容易ということで、ストーンズファンならば、US盤やUK盤よりも、真っ先に購入すべき盤なのではないかと思います。盤質のよさを考えると、もしかしたら、世界最強盤なのではないかとすら思います。
帯なしなのは残念ですが(帯には輸入メタルマザー使用という記載があります。)、その分安く買えたので満足です。
ワーナー・パイオニアの盤は輸入メタルマザー盤を使っている盤もあり、注目していきたいと思います。
当時のワーナー・パイオニアはすごくがんばってロックを扱っていたんですね。
いくらストーンズといえど、当時の日本のアーティストのほうが売上としては大きかったはずなのです。
それにもかかわらず、わざわざメタルマザーを輸入するなんて、当時のレコード会社のプロ意識を感じます。
イエス「ロンリーハート」
イエス「ロンリー・ハート」も輸入メタルマザー盤を使用しています。帯ありなのがいいですね。

一流アーティストを手がけるMasterdisk社のBob Ludwigがカッティングしているメタルマザーを使っていていい音です。
輸入メタルマザー検証 YES ロンリーハート: よたよたBlog
これも「ラブ・ユー・ライブ」と同じく質のいい日本でプレスされているので世界的に見ても音がいい可能性があります。
Bob Ludwigは調べてみると一流中の一流のマスタリングエンジニアのようで、すごいアーティストを手がけています。
迫力のあるサウンドが楽しめます。
Masterdiskの刻印が送り溝にあるんですが、これはいい音の太鼓判みたいなものだと考えるようになりました。
これらの情報を知って制作スタッフのクレジットもきちんと見るようになりました。
オスカー・ピーターソン「ソロ」
オスカー・ピーターソン「ソロ」も。
ジャズピアノにハマりかけているということもあります。

裏ジャケットに日本語の解説があるのですが、これはちょっと残念かと思います。
オリジナル盤でもライナーが裏ジャケットにあるものはあるのでそれはいいのですが、できるだけオリジナルのデザインを再現してほしいというのが本音です。
ジャズについても積極的に集めていきたいと思っています。
まとめ
グリーンハウス倉敷店には各ジャンルの新譜レコードもあって、新譜を買うことも可能です。
CDもたくさんあって、音楽ファンにはたまらないですね。
ジャズのレコードがすごくたくさんあったので、これからいろいろ見る楽しみができました。
ポイントカードもつくってもらいました。(無料)
倉敷を訪れる機会はこれからもあると思うので、これからまたグリーンハウス倉敷店に行くのが楽しみです。