【福山】三ノ丸公園にある石碑について【外堀橋】

福山 外堀橋 地域情報

福山駅近くの三ノ丸公園にある石碑について書きました。

公園の端にひっそりと石碑が…

広島県福山市の駅前はかつて福山藩の城下町として栄えた地域です。

現在のJR福山駅と線路がお城のあった場所を突っ切る形で建設されていることからもわかるように現在の駅前はお城の中、あるいは城下町がありました。

最近気づいたのですが、駅から歩いて10分くらいの場所にある三ノ丸公園に「外堀橋」という石碑がありました。

三ノ丸公園

「外堀橋」と書いてあるほか、設置に尽力した関係者の名前、名称が書いてありますが年月が経ち読みづらくなっっています。

図書館で調べてみたところ、この付近はちょうど福山城の外堀があり明治になって橋ができたそうです。

その後、1931年(昭和6年)に外堀に橋ができ、その時に碑ができたよう。

その場所が私有地になり、碑は鞆鉄道三之丸駅前広場に移され、1975年(昭和50年)ごろ現在の公園に再移転したとのことです。

近くの市営駐車場には西外堀の石垣が残っている場所があります。

昔外堀には簡単な木の橋があっただけだったそうですが、夜など溝となっていた外堀に落ちる人が出たため橋をかけたらしいです。

外堀橋 石碑 側面

後日側面の写真も撮ってみましたが、隣の建物ぎりぎりに設置されているのと苔などでかなり判読しにくくなっていました。

ここには以下のように外堀橋設置の年月日が刻んであります。

昭和六年捨月建設
外堀橋架橋
道路修繕
参考文献:佐藤恒雄著『福山いしぶみ散歩』福山文化財協会

まとめ

最近、数十年前の街の様子さえわからないことが多くなっていくのですから、昔のことは努力しないとなかなか伝わっていかないと感じています。

今回の記事で取り上げた場所が福山城の外堀であったこと、石碑の場所の移転など調べてみなければわからないことでした。

地域の歴史を少しずつでも残していく取り組みをしていきたいです。

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