最近フリートウッド・マックにハマっていて、いわゆる黄金期のアルバムをレコードで聴いています。この時期のアルバムには輸入メタルマザー盤を使用しているものが多いみたいで調査してみました。
持っているフリートウッド・マックのアルバム

ぼくが持っているフリートウッド・マックのアルバムは「噂」「フリートウッド・マック・ライブ」「タスク」「ミラージュ」の4枚です。
この4枚はレコードの送り溝の情報からメタルマザーを本国から輸入しているものだとわかりました。
なかでも「ライブ」と「タスク」はそれぞれデジタルマスタリング、デジタルシステムを使用してのミックスダウンとの記載があります。
「ライブ」についてはカッティングが名匠Bob Ludwigが担当ということで迫力のあるサウンドが楽しめます。
これらは本国のメタルマザーを輸入して品質のいい日本でプレスしているということで世界的にも音のいい盤である可能性があります。
スティーヴィー・ニックスのソロアルバムについて
フリートウッド・マックにハマってからメンバーのスティーヴィー・ニックスのソロについても尾道レコードやヤフオクで入手できたので調査してみました。
スティーヴィー・ニックスはフリートウッド・マック加入前、リンジー・バッキンガムと「バッキンガム・ニックス」というデュオを組んでアルバムをリリースしています。
「バッキンガム・ニックス」についてはUS盤を購入しました。マスタリングはストーンズなど有名アーティストを手がけるStreling Soundです。
スティーヴィー初のソロ「麗しのベラ・ドンナ」もヤフオクで安かったので買ってみましたが、ぼくの買った盤は日本独自カッティングでした。

フリートウッド・マックで輸入メタルマザー盤を使用している実績のあるワーナーパイオニアからのリリースだったので期待したのですが、日本独自カッティングでした。
スティーヴィー・ニックスの「麗しのベラ・ドンナ」はフリートウッド・マックと同じく輸入メタルマザー盤かと期待したけど、どうやら日本カッティングみたいだ。ワーナーパイオニアだから期待したけど、フリートウッド・マック関係だからといってメタルマザーを輸入しているわけではないのね。
— つぶあん@福山ブロガー (@ttsubuan) 2018年6月27日
ただアルバムの内容は世界中で大ヒットしただけあって素晴らしかったです。
今後の調査方針
フリートウッド・マックはスティーヴィー・ニックス、リンジー・バッキンガムが加入してから世界的スーパースターへの道を歩み始めます。
スティーヴィーとリンジー・バッキンガムが加入してから最初にリリースされたアルバムが「ファンタスティック・マック(原題:フリートウッド・マック)」です。
このアルバムはまだ持っていないので購入して調査してみたいと思っています。
ブルース時代のフリートウッド・マックについてはわかりませんが、「ファンタスティック・マック」以降に輸入メタルマザー盤を使用し始めたのではないかと想像しています。
というのも、ローリングストーンズもワーナーパイオニア時代の4枚のアルバムは輸入メタルマザー盤を使用していると帯にも記載してあるので、当時のワーナーパイオニアの方針として世界的アーティストのアルバムは高音質でリリースするため輸入メタルマザーを使用するという方針があったかもしれないからです。
調査が進み次第、またブログに書きたいと思っています。
まとめ
調査をすすめている時期のフリートウッド・マックのアルバムは大ヒットしているだけあって、演奏も素晴らしくとても聴きごたえがあります。
ボーカルの表現が多様で、曲もポップさとロックらしさが共存していてヒットもうなずけます。
これだけ優れたアルバム群が輸入メタルマザーで高音質で楽しめるのはとても嬉しいですね。
まだUS、UK盤とは比較していませんが、日本盤ということで手軽に盤質のいいものを買いやすいのも利点だと思います。
今後も調査を続けていきたいです。