RollingStonesのアルバム「「Exile On Main St.」のレコード盤を買って楽しみに聴いてみたところ、ものすごい盤を引き当ててしまいました。
ストーンズの「メインストリートのならず者」が聴きたい!
先日レコードを聴くようになってからぜひとも、アナログで聴きたいと思うアルバムがありました。
それは、RollingStonesの「Exile on Main St.(メインストリートのならず者)」。
ロックファンには言わずとしれた歴史的名盤です。
#NowPlaying
THE ROLLING STONES / EXILE ON MAIN ST.このアルバムを聴いて、彼らの黒人音楽の解釈の凄さに驚かされた。まさに20世紀の名盤のひとつ。 pic.twitter.com/CA3cFmA4ur
— .け ん じ. (@cassady_64928) 2017年7月7日
このアルバムはレコード2枚組でリリースされ、その泥臭いサウンドと雑多な内容から当初は批判する向きもあったものの、現在ではStonesを代表する1枚であるという評価が定着しています。
さて、このアルバムを最近買ったレコードプレイヤーで聴きたいと思い、いろいろ調べてみました。
コスパ抜群のレコードプレーヤーでアナログレコードを聴こう!気軽に聴けるので、おすすめ!【ION Audio Archive LP】
最近巡っているレコード店では置いてないか、納得のいくものがなく、購入できず。
そこで新品を買うことにしました。
中古が見つからず、タワーレコードで新品を購入。
見てみると最近(といっても2年くらい前)リリースされたExile On Main Stであのアビーロードスタジオでマスタリングされたものがありました。
ステレオ針に換えて、Exile On Main St。
2016年リリース、ABBEY ROAD STUDIOでのハーフスピード・マスタリング・180g重量盤。
マスターはORGアナログテープからの96/24デジタルトランスファー音源ということで、SACDやBlu-ray Audioと同じでしょうが.かなりお気に入り。今年になって再発されてます。 pic.twitter.com/1EVU7f2IIU— atsu-y Hot Stuff (@royaldragon1969) 2018年2月3日
しかし、当たり前ですがすでに売り切れで入手できず。(輸入はできるみたいですが)
そこでタワーレコードを見てみたところ、2010年の盤がありました!
値段も3000円ほどと予算内のため購入!
というわけで今か今かと待って、数日で到着しました。
注文していたレコードが届いた!
届いた盤がこちらです。

さすがレコードサイズは迫力がありますね。
ジャケットを広げるとこんな感じです。

さあ、さっそく聴いてみよう。
これから聴くのだ。TOWER RECORDSで頼んでいたEXILEが届いていた。#RollingStones pic.twitter.com/URpNg5tW1C
— つぶあん@本を読むブロガー (@ttsubuan) 2018年4月16日

音もいい感じだ!
2枚目を聴こうとすると変な点が。
2枚目も聴こう、とレーベル面をふと見てみたところ、何やらあやしい点が・・・。

うん?Rocks Off?
Rocks Offは1枚目のスタートの曲のはず・・・。
さては取り出すレコードを間違えたな、我ながらうっかりだ。
気を取り直して、もう一度。サイド1を。

なんと!もう1枚のレーベル面もRocks Offが表示されている。(同じものが印刷されているので違いがまったくわかりませんが)
つまりぼくが買った「Exile On Main St.」は2枚あるレコード両方とも同じレーベルがプリントされていたのです!
なんと、プレスミスで同じ内容が!
かなり落ち込む状況ですが、まあ音に支障はないし、Disc2を聴きましょう。
Disc2のスタートは「HAPPY」という曲で、ギターのキースリチャーズがボーカルを取る曲で、シングルカットもされてヒットしました。
気を取り直して、「HAPPY」で気分を上げるぜ!と聴き始めると・・・。
「All Down The Line」!
あれ、「HAPPY」は?
ここで「Exile On Main St.」の収録曲を振り返ってみましょう。

「All Down The Line」は本来、サイド4に収録されているはずの曲です。
その曲がサイド3のスタートに入っている・・・。
サイド4を聴いてみたところきちんと「All Down The Line」からスタートしました。
つまり、ぼくが買ったレコードは、
2枚組の両方に同じレーベルがプリントされている。なおかつ2枚目は両方ともサイド4がプレスされているという盤だったのです!!
悲劇!😭StonesのExile On Main Streetのレコード盤を買ったら、2枚目のレーベル面がDisc 1と同じ。(両方ともRocks Offからサイド1が始まる)それでいて、収録内容は両方ともサイド4。つまりプレスミス・・・。悲しい。Happy聴けないやん。
— つぶあん@本を読むブロガー (@ttsubuan) 2018年4月16日
ストーンズのアルバム、2枚とも同じレーベルという。昨日も書いたけど、2枚目は収録内容も違うという。もはや面白い笑 #RollingStones pic.twitter.com/6z9onD0d8Q
— つぶあん@本を読むブロガー (@ttsubuan) 2018年4月17日
ここまで来ると逆に面白い。
中学、高校のころからCDを買うようになりましたが、こういう経験は初めてです。
ここまで来るとむしろ逆に清々しいというか、面白いしネタになるからいいかなと変な思考も働いてきます。
この盤は海外から輸入されたものです。
これまでCDですが、輸入盤を買ってきましたが、プレスミスとか、入っているディスクが違っている経験はありませんでした。
個人輸入したわけではなく、タワーレコードから買ったのですが、届いて箱を開けたときにナイロンでパッケージされていたのでもともと盤が間違っていたようです。
しかし、どうでしょうね。
工場で製造しているわけですから世界的に同じ盤の被害者がいるものなんですかね。
まとめ
さて、どうするか。
再発盤なので、コレクター的な価値はないですが、こういうミスは面白いので保存しておきましょうかね。
「Exile On Main St.」を聴きたくなったときのために中古で安い盤を探すのも良さそうです。
海外だからということはないでしょうが、コレクションを楽しんでいるうちにこういうことに遭遇したよ、という報告でした。
現場からは以上です!