クラプトンを救ったのはギターと音楽だった「12小節の人生」

エリック・クラプトン12小節の人生.jpg 音楽

伝説のギタリスト、エリック・クラプトンの生涯を取り上げたドキュメンタリー映画を見てきました。

壮絶な人生を乗り越えることができたのは、彼が愛したギターと音楽が理由でした。

クラプトンの映画を見に行った!

今日は福山駅前の映画館、シネマモードに行ってきました。

目的はエリック・クラプトンのドキュメンタリー映画「エリック・クラプトン/12小節の人生」を見に行くことです。

映画館の前を通ったときに偶然ポスターを見かけて、ずっと見たいと思っていた作品でした。2月2日から公開なのですが、ひょっとして上映期間が短いかもと思い、このタイミングで見に行くことになりました。

福山シネマモード

映画「エリック・クラプトン~12小節の人生~」公式サイト

伝説のギタリストの生涯

エリック・クラプトン12小節の人生

クラプトンといえば言わずとしれた“ギターの神”。

ブルースをロックに取り入れた偉大なるギタリストであり、数々の伝説的なバンドに参加、名盤、名曲を発表してきた正真正銘のレジェンド。

それだけにこの映画に出てきたエピソードはよく知られているものもあります。

ジョージ・ハリスンの妻、パティ・ボイドへの恋、ルーツロックへの接近、息子の死、薬物やアルコール依存。

名曲「レイラ」の誕生秘話。

映画館の迫力のあるサウンドでクラプトンのキャリアの名曲たちを楽しむ経験はとても素晴らしいものでした。

映画の構成としては、貴重な映像を中心にエリック・クラプトンや家族、友人たち、バンド仲間たちがクラプトンの生涯を語っていくものになっています。

はじめて知ったクラプトンの苦悩

この映画ではエリック・クラプトンの誕生からギターとの出会い、そして現在にいたるまでを丹念に追いながら、稀代のギタリストの内面に迫っています。

音楽と出会い、成功もしたのにどうして数年間音楽活動ができないほど、アルコールに依存してしまったのか。

映画を見て思ったのは、その原因が幼少期にあるのでは、ということでした。

クラプトンは祖父母に育てられ、実の母に拒絶された経験を持っています。しかも、祖父母を両親と思っていて、成長してから母親が別にいることを知っています。

クラプトン自身ギターやブルースと出会い、救われたという意味の発言をしていますが、母親に愛されなくて満たされない気持ちをうめてくれるのが“音楽”だったのではないでしょうか。

壮絶な日々を乗り越えて「最高の人生」と振り返る

クラプトンの映画のパンフレット

ドラッグ中毒になり、命の危険になるほどお酒を飲む。

スターになり、友人にも恵まれ、充実した活動もしていたのに挫折を経験したのは幼少期の“渇き”をうめるためなのかもしれません。

ジョージ・ハリスンの妻、パティへの恋もこの映画を構成する重要なエピソードです。

許されないとわかっていてもパティにひかれていたのに、パティがジョージのもとを去ってクラプトンのところにやってきたころに彼はボロボロの状態でした。

そして、はじめてできた最愛の息子の事故死。

そうした経験をクラプトンが乗り越えることができたのは、音楽とギターでした。

誰にでもつらい経験はあると思いますが、自分が心から愛するものがあれば“救い”になるのではないかと感じさせられました。

まとめ

クラプトンの人生が壮絶なものであるので、途中まで映画のトーンとしては比較的重いものになっています。

ただ、それだけに現在クラプトンが幸せに活動を続けていくことができるのは嬉しいですね。

音楽を愛する人にぜひ見てもらいたい作品でした。

疲れたとき、悲しいときに音楽を聴くと気持ちが癒やされるときがある。