本日(9月8日)カープが優勝する予定でしたが、惜しくも持ち越しとなりました。近年のカープの特徴といえば何といってもフランチャイズプレイヤーを中心としたチーム作りです。この方針メジャーのあるチームと共通しているのではないかと思いました。
カープはヤンキースに似ているぞ!
そのチームとはヤンキース。
ヤンキースは世界的に有名なチームで「帝国」とも呼ばれるチームです。
一時は「金満」とも。
カープとぜんぜん違うじゃないかと思われたかもしれません。
待ってください。
近年のヤンキースはワールドシリーズ優勝こそ2009年から遠ざかっていますが、前回の黄金期はコアフォーと呼ばれる生え抜き選手を中心としたチーム作りだったのです。
コアフォーとは
コアフォー(Core 4)とは5度のワールドシリーズ優勝の黄金期ヤンキースを支えた4人の選手です。
その4人とは
- デレク・ジーター(ショート)
- マリアノ・リベラ(クローザー)
- アンディ・ペティット(先発投手)
- ホルヘ・ポサダ(捕手)
こんな本もあります。
いずれもレジェンドなのですが、すごいのはこの4人をフリーエージェントやトレードではなく自前で育成したことです。
ジーターはショートで3000安打。
ペティットは256勝。
リベラは600セーブ。
ポサダも強打の捕手としてヤンキースを支えました。
これだけの選手がチームを支えていればこその5度のワールドシリーズ優勝だったわけです。
カープ版コアフォーとは
さて、本題。
ヤンキース版とはポジションが違いますが、カープ版コアフォーを考えてみました。
丸佳浩
個人的にカープ版コアフォーの中心選手が丸選手です。(顔の大きさは関係ないですよ)
選球眼もよく総合指標WARも高い選手です。
得点力を生み出す価値の高い選手と言えるでしょう。
菊池涼介
歴代有数とも目される二塁守備を擁してカープの内野に君臨する菊池選手。カープ版コアフォーのジーター的存在と言ってもいい選手。(ジーターの売りは守備ではありませんが)
明るいキャラクターもチームに欠かせない存在です。
中崎翔太
カープ版コアフォーのマリアノ・リベラ的存在の中崎投手。
球場での募金の際に握手したとき意外と手が小さかった印象(関係ない)
福井優也
これは個人的期待です。福井投手は個人的に応援している選手です。
福井投手のキャリアが黒田投手と同じような推移をたどっているというのは一部では有名な話です。
今シーズンは怪我、不振などもありましたがこれからさらに飛躍してくれると思っています。
主観が入りまくってますが、これがカープ版コアフォーです。
本当は神っている鈴木誠也選手も入れたかった。
カープの黄金期はこれからだ!
25年ぶりの優勝に向けて足踏みとなりましたが、カープファンに明るいニュースが入ってきました。
カープの利益が過去最高を記録したというのです。
これだけで黄金期が完成するわけではありません。
中心となるのは先ほど書いたカープ版コアフォーの選手たちです。
今シーズンだけでも圧倒的な強さを示したカープですが、ここからさらに強くなる可能性があります。
それは最高益を記録したように豊富な利益を選手の獲得、あるいは育成に用いてチームを強化するという方法です。
コアフォーとチームの強化方針が相まって最高の相乗効果が発揮されるというわけです。
まとめ
カープの優勝までのマジックはあと1。
25年ぶりの優勝まであと少し。
しかし、真の喜びはその先にあると言っていいでしょう。
かつてのような黄金期が手の届く所まで来ているのです。カープの選手たちのほとんどは20代。
このラインナップにベテランと補強選手が加われば、日本シリーズを連覇するような強いチームの到来も夢ではありません。
カープファンの皆さん、25年ぶりの勝利の美酒とともに黄金期の到来を祝う旨酒を酌み交わしましょう!