東洋の古典を集中的に読む過程で、『ブッダのことば』という本に出会いました。
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ブッダのことばが面白い!
『論語』を読んでハマったことから、最近いわゆる古典と呼ばれる本をよく読んでいます。
やはり何千年、何百年も残っているだけに、時代を超えて心に響く言葉が多いような気がします。
いまパラパラと呼んでいるのは『ブッダのことば』という本です。

西洋の哲学も素晴らしいのですが、やはり自分が日本人だけに、東洋の思想がしっくりきます。
『論語』とならぶ東洋の思想の源泉ともいえる本ですが、もともとは仏教の聖典です。
仏教書というと難しいイメージですが、この本のことばは意外なほどシンプル。
もちろん、思想的に深いことが語られていますし、本の半分ほどは注釈であることからわかるように、思想としても価値が高いものです。
最近読んでいるというか、暇な時にパラパラとめくっている『ブッダのことば』
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) February 29, 2020
古典でも東洋的なもののほうがしっくりくる感じがあります。
解説も詳細だし、ハッとする言葉もある。 pic.twitter.com/5PQgkMKnK3
自分を苦しめず、また他人を害しないことばのみを語れ。これこそ実に善く説かれたことばなのである。
生れを問うことなかれ。行いを問え。火は実にあらゆる薪から生ずる。賤しい家に生まれた人でも、聖者として道心堅固であり、恥を知って慎むならば、高貴の人となる。
まとめ
人によって信じることは違いますが、この本にあることばは「どう生きるべきか」という、人としての根源的な悩みについて考えているものだと思います。
この本をベースに、自分でいろいろ考えるのもいいし、より詳しく調べたくなったら、たくさんの研究があります。
こういう点も古典のいい部分ですね。
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