最近運動不足を痛感しています。人間ドックの結果でよくなかった項目もあり、真剣にダイエットをしています。そこでポイントになるのが運動です。しかし、効果はわかっていてもなかなか習慣化するのは難しいもの。今回は運動の参考になる本を取り上げます。
スロージョギングとは
スロージョギングとは、
非常にゆっくりと、場合によっては歩くよりも遅いくらいのスピードで走る健康法
のことです。
その人の体力に合わせて走るので、苦しくなく体力アップの効果もあります。
本書でも杖をついていた人がフルマラソンを完走したという事例が紹介されています。
スロージョギングのポイントは2つ。
・笑顔を保てるペースでゆっくり走る
・歩幅は狭くして、足の指の付け根あたり(フォアフット)で着地する
人間は早く歩くのは難しいですが、遅く走るのは簡単にできます。
しかも、歩くときよりも走ったときの方がエネルギーの消費量は大きいのです。
スロージョギングのよい点はここにあります。
自分の体力に合わせて取り組むことができるのです。
ニコニコペースとは
スロージョギングをするうえで覚えておきたいポイントがあります。
それがニコニコペース。
ニコニコペースとは特に苦しさを感じずにニコニコと笑顔を保ちながら運動できるペースのことです。
もっと強い強度でなくても大丈夫?と思いますが、ニコニコペースで血圧を下げる効果があることがわかっています。
これはニコニコペースよりも強い強度で運動を行うよりも効果が大きいものです。
どうやって走ればいいのか
では走り方はどうすればいいのでしょうか。
スロージョギングの最大のポイントは、自分に適した速さでゆっくり走ることです。
歩幅は狭く、小きざみに走ります。
本書によると初心者は時速4〜5キロで走るのがよいそうです。
時速4〜5キロというと1キロを12分から15分くらいのペースです。
ジョギングをしたことがある方はわかりますが、これはかなりゆっくりとしたペースです。
しかし、これくらいのペースが取り組みやすく効果があるのです。
慣れてきたら速度を上げるという考え方でいいのではないかと思います。
スロージョギングで健康になる
現代社会は深刻な運動不足に陥っています。
スロージョギングは負荷が少ないので手軽に始めることができます。
この本ではまず2週間続けてみることをすすめています。
太っていると動きたくなくなるし、さまざまな健康問題も起こってきます。
そして体重増によって腰痛などの問題も出てきます。
毎日少しずつ体を動かすだけでそれを解消できるなら、運動に取り組まない理由はありません。
まとまった時間が取れない人は細切れの運動でも大丈夫です。
そう考えると勇気が出てきますね。
まとめ
今回は自分のモチベーションを上げる意味でもジョギングの教科書を取り上げました。
シューズの選び方や図解による走り方の解説もあります。
『スロージョギング健康法』という本もあり、こちらもわかりやすい本です。
ダイエットには食事制限と運動が車の両輪になります。
ぼくも本書を参考にスロージョギングに取り組みたいと思います。
その進捗状況をブログに書いてみたいです。
ダイエットや健康目的でジョギングに取り組もうと思っている人におすすめできる1冊です。