印税で1億円稼ぐ by 千田琢哉:出版への道

書籍 書評

今日図書館に寄ったところ気になる本を見つけました。それが千田琢哉さんの『印税で年収一億円稼ぐ』です。今月プロブロガー立花岳志さんのセミナーを受講して初めて本の著者さんとお話をしました。著者の方はどんな世界を見て、考えているか気になり読んでみることにしました。

この本を読んだ理由

ぼくはいま出版を目指しているわけではありません。しかし、実際に著者の方にお会いして作家という存在が現実のものだと認識することができました。

作家の方はどんなことを考え、本を書いているのか気になりこの本を読んでみることにしました。

千田さんは昔からよく読んでいて好きな作家さんです。

累計で100万部を突破した著者による出版への道とは。

まずはプロフィールだ

プロの作家として生きていくためには、プロフィールはとても重要になってくる。

ビジネス書の場合プロフィールはとても重要です。

なぜなら、読者は著者のプロフィールを見てこの人から何を学べるのかと考えるからです。

この点はブログにも共通します。

最近ちょくちょくとプロフィールを更新していますが、それはどんな人がこのブログを書いているかを記すためです。

ビジネス書の場合は年齢・学歴・実績などでシビアに判断されます。

また魅力的なプロフィールを書ける人生を歩むという視点も必要になります。

ブログを毎日書くこと

出版を目指す過程でブログを書くことはとても有効です。

どうしてかというと、出版は誰でもすぐに実現するわけではないですが、ブログは事実上誰でも書き始めることができるからです。

そしてブログを書いて発表することは全世界に向けて発表することになるのでとてもよい訓練になるのです。

この本の中で原稿のストックを持っていることが大切だという部分があります。

編集者からなにかあると聞かれたときに企画ではなく、原稿を出すのが良いというのです。

そのためには普段からストックを持っておく必要があります。

死ぬまで書き続けるために売れる

多くの人にとって出版はゴールだと思います。

本書でも一冊目に全力を注ぐべきだと書かれています。それも圧倒的に注力しなければいけません。

しかしそこはゴールではありません。

職業作家の目的は、死ぬまで書き続けること。

1冊で100万部を目指すよりも100冊で100万部を目指すべきだと著者は言います。

それは書き続けることが目標だからです。

その結果として印税で稼ぐことができるのです。

作家にとっては同じ1億円をもらうのでも100冊書かせてもらうことがいいのです。

まとめ

ぼくは読書が趣味ですが、この本を読んでプロの作家の人はここまでストイックなのかと驚きました。

売れるためには書き続けることが必要で、この本は売れた後にどうすればいいのかまで書かれています。

タイトルは強烈ですが、楽して儲けようという本ではありません。むしろその逆です。

書店周りをして自分の本を1冊ずつ買う、一般募集している出版社を狙うなど具体策もたくさん出ています。

出版を目指す人だけではなく、本に興味を持つ人におすすめしたい1冊です!

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