アメリカには本のない図書館がオープンしたようです。日本で登場するのはいるでしょうか。
スマホの登場で電車の風景も変わってきた
最近は電子書籍がかなり普及してきましたね。
電車の中で文庫本などの本ではなくスマホを見つめる人を見るようになってから久しい気がしています。
考えてみれば通勤途中に本を読むにしても重い単行本は持ち歩きにくいもの。
それ以前に本を読む人も減っているのでゲームやSNSをしている人も多いのでしょう。
アメリカに本のない図書館が誕生した
そんな中今年アメリカに本のない図書館“Bookless library”が誕生しました。
その名もBiblioTech – Bexar County Digital Library。
Bookless Public Library Opens In Texas : The Two-Way : NPR
文字通り本がなく、iMacが並んでいます。
Bookless library opens in Texas. Could this be the future of the public #library? https://t.co/9o3F0gllVy pic.twitter.com/BIRdjaWYAQ
— ZODML: Free Library (@ZODML) 2017年1月30日
場所はアメリアのテキサスのサンアントニオ。
もうすでに複数館がオープンしている模様。
BiblioTech Digital Library is the first all-digital public library in the United States, located in Bexar County, Texas. Since the doors of the first branch opened on September 14th, 2013, BiblioTech has actively worked to bridge literacy and technology gaps in San Antonio and surrounding areas by establishing a community presence at the physical locations as well as an online presence through the digital collections and resources.
日本では電子図書館の普及はまだまだ
日本では電子図書館の普及はまだまだこれからといったところです。
というか実現できるのかどうか。
北米ではOverdriveという会社が最大手であり、電子書籍におけるAmazonのような地位を築いているとのこと。
つまり、ほかの会社は競争することすら難しいということですね。
ちなみに日本法人もあります。
OverDrive Japan -電子図書館サービス- オーバードライブ・ジャパン
Overdriveが本気で参入してきたら日本の会社は厳しいかもしれませんね。
まだ日本の電子書籍を貸し出す図書館は60館ほどです。
なによりコンテンツの問題があります。
魅力あるコンテンツがなければ電子書籍とはいえ借りる人はいないはず。
それに加えて導入の費用もかかりますから、需要と供給のバランスを考えて導入に踏み切る図書館は少ないのではと推測します。
まとめ
個人的には図書館、本(紙を含む)が好きなので今後も継続していって欲しいと願っています。
本を読むのは楽しいです。
この楽しさを知る人が増えて、読む人が増えてくれれば嬉しいなと思います。
日本で「本のない図書館」が登場するのでしょうか。
photo credit: polybazze Stranger with a Macbook via photopin (license)