本を読んだときに問題になるのは「どうやって自分の生活に生かすか」ということ。
本で学んだ知識一つひとつはそのまま使えなくても、自分の身に置き換えてみると学べるポイントがきっとあるはずです。
サッカーの戦術は面白い
最近サッカーの戦術についてYouTubeで動画を見ることが多くなっていて、面白いなと思って見てみます。
去年くらいに知ったのは「5レーン理論」という言葉。
5レーンとはピッチを縦に5つに区切って分けたもの。
ポジショナルプレーの実践編。選手の認知を助ける5レーン理論 | footballista.jp
こういう新しい他分野の概念を知るとブログや自分の仕事に応用できないか考えるのが大好きです。
こういう知識はサッカーをしている人にしか役立たないということはありません。
自分の仕事、趣味に学んだ知識をどう生かすのかという視点を持てば、どんな知識でも役立つ知識に変わります。
Youtubeのサッカーチャンネル、0014catorceが新たな視点を得ることができて面白い。
サッカーの「5レーン理論」を知って、職場で仕事をする時にこの立ち位置なら全体が見える、とか考えるのが楽しい。
いまは忙しいからこの仕事をしようとか。
スポーツの戦術は応用すると普通の会社の仕事に生かせるかもしれない。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) 2019年2月12日
本で学んだ知識をどうやって自分に役立つ知識に変えるか
たとえば、歴史の本を読んだとしたらどうでしょう。
戦国時代の武将が乱世をどのように生き抜いていたのかを自分なりに取り出し、自分の職場に置き換えてとりあえず試してみるのです。
先ほどの「5レーン理論」の例でいうと、接客業ならバックヤードと売り場の両方に目配りができる位置に立って店内を見るようにしよう、と応用することもできます。
こういう風に考えるとどんな本でも何かしら学ぶことが出てくると思います。
自分の得意な分野から離れているほど、化学反応が起きて面白いアイデアや学びが生まれてきます。
歴史の本を読むのが楽しいのは、考える余地があるのといまに生かせるから。
面白くない本はない
なにか自分に役立つところはないかと思って本を読むと、どんどん「読書」が面白くなってきます。
すごく感性に合い、夢中になる本もいいです。
面白くなくて途中でやめてしまった本にも、どうして手にとったのかを分析したり、この本から学べる点はないかと考えるのもいいですね。
極論をいってしまえば面白くない本はない!ということです。
自分に合わない本を読む経験も、自分にぴったりで面白いと思う本を探す材料になるかと思えば無駄にはなりません。
面白い本に出会うにはたくさんの本を手に取る必要があるので、図書館を使うのがいいですね。そして、気に入ったら買うというもあり。
まとめ
「どうやって使うか」っていう視点で本を読んでいると、読んでいるそばから「お、この方法はブログに使えそう!」とか「この理論は仕事に応用してみたら面白そう」とメモしたいアイデアが生まれてきます。
こうなるとしめたもので、本を読むのがどんどん楽しくなってきます。
本を考えるための「道具」と考えると、たくさんアイデアが生まれてきますよ。