「本を読め!」といわれたけど、読書が苦手な人のための本入門

本・読書に関すること

先輩や友人などから「本を読んだ方がいいよ!」とすすめられた経験がある人も多いでしょう。

でも、本を読んだことがなかったらなにを読んだらいいかわからないですよね。

そんな人のためにはじめにどんな本を読んだらいいかまとめてみました。

本読め!ってなにを読めばいいの?

いまはかつてないほど情報があふれています。

でも、先輩などから「本を読め!本にはエッセンスがつまってる!」というようなことを言われて本を読んでみようと思ってる人も多いのではないでしょうか。

たしかにネットで知りたいことは出てきます。

でも、これまでネットで本くらいの分量の情報を読んだことがあるでしょうか。

なにか調べようとして目的とする情報にたどり着かず時間をムダにした経験は?

本は新聞などと同じように「オールドメディア」に分類されますが、逆にいうと本くらいの一つのことについてまとまってるメディアっていまのところあまりありません。

本で「考えるための方法」を学ぼう

世の中には有料のセミナーもありますが、それだって本を読んでいる前提です。

本のいいところは「考える方法」を知ることができるところです。

もちろん、自分で考えてもいいわけですが本に書いてあるならそれを読んで、そこから先を自分で考えた方がずっと時間の節約になりますよね。

芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんもこういっています。

本を読まない友人がいて、1つのテーマについて鋭いことを言います。
ただ、その意見は近代文学の中で何度も言及されてきたことで、その意見に対する反対意見もさらにその反論もでていて、すでに2つ3つ先に議論が進んでいるのです。
彼が本を読んでいたら、その続きから考えられるのです。彼は賢い人ですが、もったいないですね

引用:(https://style.nikkei.com/article/DGXKZO27055600X10C18A2TCL000)

過去の偉人、偉大な経営者、するどい観察眼を持つ作家たちが人生について、ビジネスについて考え続けてきました。

もちろん、本がすべてではないものの、過去の考えられていたあとから、スタートすると大きくショートカットできることはよくわかるはずです。

本は楽しい!

そしてシンプルに本は楽しいです!

時間を忘れるほど夢中になれるエンターテイメントの世界はゲームや映画だけのものではありません。

過去に膨大なストックがあっていくらでも「深掘り」できるのも本の良さ。

ここまでくると本を手放すことができなくなるはずです。

はじめての人におすすめの本とは?h2

すべての人におすすめな本というのは探しにくいものです。

というのも人のよって趣味や関心が違うからです。

小説が好き人もいれば、詩集が好き人も、ビジネス書やノンフィクションが好きな人もいるでしょう。

仕事に関係する本に興味を持つ人もいれば、写真集が好きな方が合う人もいるはずです。

究極的には「自分の好きな本を読む」ということが最高の読書入門法になります。

極上のエンタテインメント小説をすすめても響かなければ、読書を楽しめないかもしれません。

乱暴ながらこれから本を読もうと思った人におすすめの本をあげてみようと思います。

最初に読んでるのにおすすめの小説

星新一『声の網』

星新一さんはショートショートと呼ばれる短編よりも短いストーリーを確立した人。

いつの時代でも楽しめるようにあえて無機質な感じで書くというこだわりで、驚きだったり、大人のユーモアが楽しめます。

この作品は現代のネット時代を予言したのかも?と言われる作品。

といってもパソコンすら一般的ではない時代なので電話がストーリーのキーになります。

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伊坂幸太郎『チルドレン』

伊坂幸太郎作品はどの作品も読書初心者におすすめできます。

伊坂幸太郎さんの作品は初期はミステリー色があり、伏線を張り巡らし回収するという展開が定番です。

ストーリー自体が魅力的なことに加え、最後に回収されるにもかかわらず驚きを与えてくれる展開には素直に脱帽。

伊坂作品は「家族」をテーマにしていることが多いですが、この作品もまさにそう。

それぞれの短編がゆるくつながっているのも魅力。

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図書館に行こう!

これから本を読もうと思っても、この記事の本も自分に合うかわからないし、買うのもな〜という人もいると思います。

そんな時におすすめしたいのが図書館。

図書館はただベストセラーを借りるだけの場所ではなくて、いろいろな知識を得ることができる場所なのです。

まとめ

今回ははじめて本を読もうと思った人のためにいくつかおすすめの本をあげてみました。

仕事で本を読む必要があっても、まずは読書習慣をつけることが先決。

自分が面白いと感じる本を読んで、本を読むことは楽しい!と気づけば、読書自体がグッと楽になります。

ぜひ、身近にある一冊を手にとってみてください。きっと楽しい読書体験が待っています。

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