ピアニストのことをもっと知りたい
最近クラシック、中でもピアノ曲にハマっていて、CDを集めたり、いろいろ聴くようになりました。
ぼくはこれまでロックを中心に聴いてきたので、クラシックは初心者です。
グレン・グールドは以前から知っていましたが、それ以外はよく知りませんでした。
というわけで、こういう時は本で調べようというと、図書館で本を借りてきました。

借りてきたのは、許光俊さんの『世界最高のピアニスト』という本です。
この本の序章では、ピアニストによってこんなにも音が違う、といことでグレン・グールドやファジル・サイが取り上げられています。
例として示されているのは、モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番トルコ行進曲付きです。
グールドの演奏は、Spotifyなどで聴き比べてみたところ、独特というか、いい意味で“個性的”。
実際に演奏を聴いてみて
この本で取り上げられている中で、ぼくが聴いてみたのは以下のピアニストたちです。
- ヴラディミール・ホロヴィッツ
- フリードリヒ・グルダ
- マウリツィオ・ポリーニ
- マルタ・アルゲリッチ
- クリスティアン・ツィメルマン
- ラン・ラン
ホロヴィッツに関しては、この本を読まなければもう少し出会うのが遅くなったかもしれません。でも、いまでは大好きなピアニストになりました。
最近ピアノのアルバムにハマっています。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) January 28, 2020
これはホロヴィッツのベートーヴェン。 pic.twitter.com/15mPDIF9B8
音楽って、だれか1人好きなアーティストを見つけると、芋づる式にどんどんつながっていくので、最初はこういう本で気になる人を見つけて、そこからいろいろ探っていくのが楽しいですね。
まとめ
本全体としては、過去の巨匠だけではなく、非ヨーロッパ圏や最近の若手も取り上げられているのがポイントだと思います。
語り口もソフトで、読みやすく、これからピアノを聴いてみようという人にはちょうどいいと感じました。
異色かつ不世出のピアニスト、グレン・グールドにハマる! | つぶログ書店