ビートルズのオリジナルアルバムのモノ盤レギュラー化を強く希望します!

ビートルズ mono rubber soul アナログレコード

ビートルズのアルバムにはモノラル盤とステレオ盤があります。

モノラル盤は限定仕様になっているので、レギュラー販売を希望します。

ビートルズはモノで聴いてこそ?

ビートルズファンの間ではよく知られた話ですが、ビートルズのアルバムには音がひとつにまとまった「モノラル盤」と左右に音がわかれた「ステレオ盤」がありました。

(他のアーティストも同様でした。)

当時はステレオは出始めたばかりの技術で、イギリスでは一般家庭には普及していませんでした。

ファンの大部分はモノラル盤でビートルズを楽しんでいたわけです。

そのためビートルズのメンバーやプロデューサーのジョージ・マーティン、スタッフなどもモノラル盤のミックスに力を入れていたことはマニアには知られた話です。

ステレオミックスの時はビートルズ自身は立ち会わないこともあり、ステレオの普及が進んだ「ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)」まではモノ盤こそビートルズの意図したサウンドが楽しめると言われています。

しかし、ビートルズ後期から現在にいたるまでステレオがスタンダードになり、サラウンドなども登場してくるようになるとモノ盤はレギュラー盤としては扱われなくなりました。

2009年に初めてビートルズのオリジナルアルバムがリマスターされた時もステレオはボックス、バラ売りともあったのに対し、モノ盤はボックスのみのファン向けアイテムになってしまいました。

たしかにこれだけオーディオが進化した中で、「いまさらモノラルなんて…」という意識がファンにも、マネジメントサイドにもあるのかもしれません。

決してステレオが悪いというわけではないものの、モノラル盤が気軽に楽しめない、ボックスを買わないと聴けないというのはファンにとっても、これからビートルズを聴き始める人にとっても不幸なことだと思います。

サウンド的にもにモノラル盤をレコードで聴くと、ビートルズの演奏が一体となって迫ってくるような迫力を体で感じることが出来ます。

「サージェントペパーズ」や「ホワイトアルバム」のスーパーデラックスがストリーミング配信にまるごと出ています。

モノ盤が出ていないのは、モノはマニアのもの、とレコード会社が考えているからかもしれないです。

まとめ

売り上げ的に厳しいのかもしれませんが、モノラル盤が発売されたアルバムには関してはCD、ダウンロード、配信ともレギュラー盤として扱い、バラ売りも含めて発売して欲しいと強く思っています。

先日もヤフオクでアナログ・モノボックスのラバーソウルをバラ売りで購入しましたが、素晴らしいサウンドでした。

気軽にモノ盤が楽しめるようになるといいですね。

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