伝説のバンド、ビートルズも当たり前ですが下積み時代がありました。
そんな時代ならではのエピソードを紹介します。
ビートルズが好き

ぼくはつねに音楽を聴いている音楽好きですが、聴くのはもっぱら洋楽ロックです。
きっかけは英語の授業でビートルズを聴いてアルバムを買ったことがきっかけでした。
さて、ビートルズといえば今では伝説的バンドとして、革新的なアーティストとして評価されています。
そのビートルズも当たり前ながらアマチュア時代があり、伝説的バンドだけありたくさんの本や映画で描かれています。
ビートルズは時代遅れ?

ビートルズはデビューするときは英EMIと契約していますが、その前にデッカという会社のオーディションを受けています。
運命の日は1962年1月1日。
ロンドンでオーディションを受けたビートルズは緊張であがった部分はあるもののいい演奏をみせました。
(この時の演奏はレア音源集「アンソロジー1」で聴くことができます。)
2月下旬デッカレコードからオーディションの結果が届きます。
結果は不合格。
理由は「サウンドが気に入らないこと」。
そしてギターバンドは時代遅れであること。
その後のビートルズの歴史を変えるほどの躍進を見てデッカの関係者が悔しがったことは言うまでもありません。
その後巻き返すためにデッカの関係者がジョージ・ハリスンに紹介してもらったのがローリングストーンズだというのも歴史の面白さを感じますね。
ビートルズもストーンズも当たり前だけど、実績のない若手バンドだった時代があったんですよね。
時代の流れを読むのは難しい!

ただ、デッカレコードを責めるのは難しいもの。
ロックや音楽の歴史を知っている身からするとビートルズを時代遅れというのは馬鹿げた判断のように見えますが、その時代ではある意味ふつうの判断だったかもしれません。
ロックンロール自体当時はスター不在で下火だったし、ぼくたちが想像するようにポピュラーミュージックのマーケットが大きくなったのも、ビートルズをはじめとする若手バンドの力があったからです。
それだけ時代の流れを読むのは難しい!ということですね。
まとめ
音楽だけではなく、20世紀の文化にも影響を与えたビートルズにも地道な下積み時代がありました。
自分とビートルズを比較するのはさすがにおこがましいですが、努力を続ければきっと評価されるということでもあると思います。
ロックンロール自体が誕生して間もない時代。黎明期ならではのパワーを感じるエピソードです。