野球界で登場した「バレルゾーン」について紹介します。
バレルゾーンとはなにか?
MLBを追いかけていると新しい技術や概念が登場します。
その中で最近面白いと思ったのは「バレルゾーン」という概念です。
知ったのは少し前ですが、日本でも少しずつ知られてきているのでしょうか。
MLBの公式サイトに定義がありました。
簡単に言うと、投球に対して特定の角度でボールを打ったとき長打になりやすいというものです。
The Barrel classification is assigned to batted-ball events whose comparable hit types (in terms of exit velocity and launch angle) have led to a minimum .500 batting average and 1.500 slugging percentage since Statcast was implemented Major League wide in 2015.
What is a Barrel? | Glossary | MLB.com
こちらもどうぞ ルーツ論
— 日刊スポーツ野球取材基地 (@nikkan_yakyuude) April 14, 2020
「フラレボ」はデータ分析で流行に拍車/19年復刻https://t.co/YgyUchNsuz#フライボール革命 #スタットキャスト #バレルゾーン
日本でもかなり浸透した感のある「フラレボ(フライボール・レボリューション)」が流行する中で発見された考え方のようです。
日本でもゴロを打つように指導されていた選手がコーチのアドバイスでフライを打つようにしたところ、打撃成績全般が向上したという話を読んだことがあります。
MLBの進化は止まらない?!フライボールレボリューションというブレイクスルー!
試合に勝つためにはいかに長打を多く打つかという部分が重要になるので実に理にかなった考え方であるといえます。
もともとはフライを打つ、という部分だったのが段々とデータが蓄積されていく中で「バレルゾーン」が発見されたのでしょう。
まとめ
いわゆる「フラレボ」は日本のプロ野球選手にも知られるなどメジャー発の情報は時間差で日本にやってくることが多いです。
もう少しすると日本の野球中継でも「バレル」という言葉を聞くようになるかもしれません。
今後も気になる野球用語があったら紹介していきたいと思っています。