アナログレコードの音の違いについて書いてみました。
レコードの面白さとは

音楽好きブロガーのつぶあんです。
音楽を聴くときにそれこそ、CDも、レコードも、ストリーミングでも聴きますが、音の良さとともに「体験」として面白いのはなんといってもレコードです。
デジタルの場合は世界中で同じ音源が配信されるので、ボーナストラックなどは別にして「音」に違いはありません。
CDやレコードは大元のマスターテープか、コピーかは別にして「製造する」という過程があるので差が出てくる可能性があります。
レコードの製造工程については以下の記事にまとめました。
盤ごとに違うのが面白い
「プロダクト」としてはCDよりもレコードのほうが個体差が大きいと思っています。
ビートルズ各国盤第5弾はホワイトアルバム・オランダ盤!
どこまでも澄んだ美しい音色。こういう音を聴いてしまうとCDが聴けなくなってしまいます。
ホワイトのリマスターCDをいまだに2回しか聴いていないのは全部この美し過ぎるオランダ盤のせいです(笑)
ラベルまで美しい青リンゴ🍏 pic.twitter.com/LNXosU8NWI
— ディランマニア (@jimiwhotrail) March 19, 2019
そう、下手したら盤ごとに音が違うからアナログレコードは面白いんですね。
アナログレコードの分析はかなり進んでいて、(ぼくはそこまで追求していませんが)プレスする工場ごとに分析されていたりもします。
たとえば、ビートルズやツェッペリンなどはじめからベストセラーになることがわかっているアルバムはアメリカでいうと各地の工場に同時にマスターを送ってプレスしているのです。
もちろん、そのアーティストの本国で大元のマスターテープから本人立ち会いのもとミックス・マスタリングしたものをプレスすればコピーしたものよりは音が良くなると言われています。
レコードは各国によって音に違いがあるみたい。ビートルズならUK盤がいいと言われるが、アーティストによって違いがあって、レコードのマスタリングやカッティングの方法とも絡んで日本盤がいい音のことも多いらしい。これは安い日本盤を中心に買っている僕には嬉しい情報だ。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) May 1, 2018
まとめ
一般にロックのレコードではコピーのマスターテープからプレスされるので音質面で不利だと言われていますが、なかには企業努力や原盤を輸入することによって高音質を実現しているものもあります。
いまではアルバムの内容も世界で同じなので、そういった点がレコードの一番面白い点かもしれません。
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